パフェを食べられない人のブログ

そんなことしてる場合か?

理性と情動の相田勝平――十一話と二十四話から見える父との関係を軸として――

非の打ち所のない優等生かと思いきやかっと頭に血が上って人を殴り倒してしまったり、五十嵐のためにぼろぼろ涙を零すかと思えば何を考えてるのか分からないすまし顔で平然と振る舞ったりする、そういう矛盾に満ちた相田勝平が大好きです。生きているなぁっ…

破壊と再生の『アイツの BLマンガ』何もかもが変わってしまう

人間としての中身がスクラップアンドビルドされてしまう総天然色の青春グラフィティであるところの『アイツのBLマンガ』の新規読者が増えることを祈りつつ、極力ネタバレを廃して書いた支離滅裂な文章です。

見るなの禁と鬼女、「女」に付される物語ーー黒塚に喚起される私の妄想を主軸としてーー

四月大歌舞伎黒塚を観てぼろぼろに泣いてしまうという個人的で情緒的なことに関して書きました。「見るなの禁」や「鬼女」という物語類型に感じる苦しさは、私が今現実に受けている苦しさと共通している気がするからです。それは、結局のところ男とか女とか…

きっとナウシカもブラつけてなかったはず

4年前にTBSで放映されていたドラマ「おやじの背中」第2話の満島ひかりの台詞のことをずっと考えています。満島ひかり大好き。 満島ひかり演じる誠は、元ボクサーの父親役所広司をコーチに、幼い頃から父娘二人三脚で女子ボクシングでのオリンピック出場を目…

エロが原動力のバカな男子高校生の物語、がそろそろ辛くなってきたという話

三年くらい前までだったら楽しく読めたと思うんだけどな。こういった物語をもはや楽しめなくなってきた自分が悲しく、秋風の冷たさが切ない今日この頃です。がんがん歩くのには丁度いいので実際のところめちゃめちゃ過ごし良い季節ですね。お天気キャスター…

それは私のお祭りではないという話

最近は、電車に乗るのが嫌になってしまったので、徒歩一時間圏内であれば歩いて移動することにしています。 この前歩いて帰っていたら、ふいに祭囃子の音が聞こえて、覗いてみたら神社でかなりしっかりしたお祭りが開催されていました。 お祭りはいいもので…

セクハラする奴全員○すウーマン

死にてえ。嘘です。 飲み会で抱きつかれたり、下着の色聞かれたり、好きな体位聞かれたりするの、めちゃめちゃめちゃめちゃ嫌でした。一方で当たり前のようにブス、ババア呼ばわりされて、笑って答えないとノリ悪いお高くとまってる扱いされ、○○大生は怖い怖…

パフェを食べました

パフェを食べた。パフェを食べました。 タカノフルーツパーラーの桃のパフェ。 たくさん乗った桃のインパクトや、桃そのものの女性的なイメージに屈さず、ちゃんと一番食べたいと思ったパフェを注文できたので、私は少し成長したなと、自分を誇らしく思いま…

私にはまだパフェを食べる資格がないのか

あれから一年以上経ったが私はまだパフェを食べていない。 ブログを作ったことなどほとんど忘れて過ごしていて、ほんの五分ほど前にふとパフェを食べたくなり、去年書いたもののことを思い出して読んでみた。 パフェを本当は食べてみたいと思っているのに、…

夜寝られない

よる。窓の外が明るいのはマンションの内廊下に明かりがついているから。私が夜眠れないのは窓があかるいからかもしれない。 いまこのままパジャマで外に出ることができたら、裸足で廊下を歩いて、裸足で冷たいエントランスに出て、そのまま裸足でアスファル…

パフェを食べる資格について

自分にはパフェを食べる資格が無いと思う。これはとても悲しい話だ。 パフェの甘さ冷たさ、生クリーム、透明で何か余計な装飾の施された器、フルーツ、チョコレート、プリン、場合によっては白玉、赤くて透明で甘酸っぱいソース、パフェを構成する全ては私に…