私にはまだパフェを食べる資格がないのか
あれから一年以上経ったが私はまだパフェを食べていない。
ブログを作ったことなどほとんど忘れて過ごしていて、ほんの五分ほど前にふとパフェを食べたくなり、去年書いたもののことを思い出して読んでみた。
パフェを本当は食べてみたいと思っているのに、ごちゃごちゃと御託を並べて自分にはパフェを食べる資格は無いなどと宣う私は哀れだし、サンマルクでパフェを注文しただけの女の子を無意味に見下して馬鹿にしている(のに馬鹿にしていないフリをしている)ところなど本当に愚かだと思う。
パフェはかわいい女の子しか食べてはいけない食べ物ではない。パフェを食べるのに資格はいらない。パフェが似合うかわいい女の子じゃなくても、胸を張ってパフェを食べていい。私はパフェを食べてもいい。と、思う。
それなのに私はまだパフェを食べていない。
パフェは。
パフェはとても魅力的な食べ物だ、と思う。冷たいし、甘いし、見た目も綺麗。あの独特な形をしたグラスもかわいい。透けて見えるフルーツと生クリームの重なりがいい。タカノフルーツパーラーの桃のパフェは美しかった。何度もメニュー写真を見た。絶対に、絶対に美味しい。美味しくないわけがない。パフェ、パフェ食べたい。食べてみたい。あぁ。
いつか堂々と胸を張って、もしくは当たり前に、パフェを食べられる人間になろうと思う